前週末の米国株市場は、発表された経済指標を受けてインフレに対する警戒感が後退し、主要指数が上昇しました。
しかし、きょうの東京市場はこの地合いを引き継ぐことができず、25836円で寄り付き、下落して開始。
その後も、リスク回避目的の売りに押される展開となり、9時15分に25748円まで売られ、300円以上値を下げました。
そこから9時39分に25938円まで戻しましたが、17~18日に日銀の金融政策決定会合を控え、外国為替市場でドル売り・円買いの動きが加速したことも重荷となり、上値が重い1日でした。
大引けは▲297円の25822円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は2.5兆円台でした。
26547（1/12）から、5波中5波目の下げが進行している局面か？
日経平均は25661（1/4）の安値から26547（1/12）まで886円反発したのですが、そこから売りに押されて25748円まで下げる形になっています。
この動きを見る限り、25661（1/4）の安値から26547（1/12）までの上げは、28502（11/24）から進行している調整波の5波中4波目の戻りで、26547（1/12）から5波中5波目の下げが進行しているとみるのが妥当のように思われます。
なお、5波中1波目の下げが28502（11/24）から27415（12/8）までの下げで、下げ幅は1087円。
5波中5波目の下げが、これと同程度の値幅を下げる形になると、25460円が下値の目途となります。
また、5波中1波目の下げの期間が11日なので、仮にこれと同期間下げるとすると、1/26あたりまで下げるという事になります。
この下げの期間から考えると、下値の目途は25460円よりも下となる可能性もあるのですが、今は28502（11/24）からの調整の最終局面を迎えていると思われるので、今週から来週にかけて底値を模索した後は、反発する展開に移行してくるのではないかと考えます。
