日経平均は3/9高値からのスピード調整が終了か？

前日は休場でしたが、その間に欧米株市場では連日全面高に買われる展開となったことから、投資家のセンチメントが改善。

今日の日経平均は27298円で寄り付き、300円以上高く始まりました。

その後も上げ幅を拡大する展開となり、14時2分に27520円まで上昇。

そこからは高値圏でもみ合う動きとなり、＋520円の27466円で終了。

日経平均は大幅反発となりました。

売買代金は2.9兆円台でした。

NYダウは反発に入った可能性が出てくる

前日の米国株市場でNYダウは続伸し、32560ドルで終了。

3/20の記事で、「3/14につけたザラ場高値32306ドルを超えてくると、反発に入った可能性が出てくるので、注目されるところです」と書いたのですが、引け値ベースでこれを超えてきました。また、200日線（昨日の時点で32371ドル）の水準も超えてきました。

これでNYダウは、34712（2022年12月13日）からの調整が、31429（3月15日）で終わった可能性が出てきました。

これに伴い、日経平均も28734（3/9）からの調整も26632（3月16日）で終わった可能性が出てきたのですが、今日は27466円で終了し、200日線（今日の時点で27363円）を再び回復してきました。

今日の時点では25日線（今日の時点で27619円）までは届いていないのですが、この水準を超えてくると、3/13~14にかけて空けたマド（27455~27631円）も埋めてくる形になるので、調整終了の可能性がより高まってきます。

とりあえず今晩、3月のFOMCの結果が公表されるので、この結果をうけて明日どう動いてくるのか、目先的に注目されます。