前週末の米国株市場で、複数の経済指標を受けて景気減速とインフレの双方が意識され、NYダウなど主要株価指数が揃って反落。
今日の日経平均は、28537円で寄り付き、40円程度高く始まったのち、9時9分に28599円まで上昇しました。
そこから下げに転じて、10時7分に28414円まで下落し、80円程度マイナスとなる場面もありました。
ただ、その後は切り返す動きとなり、大引けは+21円の28514円で終了。
日経平均は小幅ながらも上昇で、7日続伸となりました。
売買代金は前日よりも減少して、2.2兆円台でした。
ここから5月中旬ぐらいまでの間でどこかで高値をつけて下落に転じる可能性もあるとみて、動向を注視していく局面か?
今日の日経平均は7日続伸となり、日中高値は28599円まであったので、28734(3/9)の高値まであと100円弱の水準まで迫りました。
一目均衡表の遅行線も、26日前の終値水準よりも上にきているので、陽転となっています。
28734(3/9)の高値まであとわずかの所まで迫ってきていますが、ここまで7日続伸となっていることや、今日の日足の形状が十字線に近い形となっていることから、ここら辺りで戻り一服となるかもしれません。
なお、3/9に、2021年の高値30795円と2022年の高値29222円を結んだ上値抵抗線を超えたときは、その翌日にマドを空けて下落する形となったので、上値抵抗線抜けに失敗しました。
それに対して今回は、先週金曜日に上値抵抗線を超えた後、本日も小幅ではあるのですが、上げとなったので、前回とは異なる動きとなっています。
ここから下げたとしても5日線(今日の時点で28234円)を割れずに上昇基調を維持することができれば、3/9につけた28734円の高値や、昨年8月17日につけた29222円の高値抜けを試す展開となる可能性もあると思うので、ここからの動きに期待したいところです。
なお、26632(3/16)の安値から反転を開始して、本日で1か月程度経過しました。
25661(1/4)から28754(3/9)まで上げたときは2か月程度で上伸する動きが止まったので、今回もここから5月中旬ぐらいまでの間でどこかで高値をつけて下落に転じる可能性もあるかもしれないとも思っています。
よって、ここからは、上げの勢いがどこまで持続するのかを注視していく局面に入ってくるかと考えております。