前日の米国株市場でNYダウが続落しましたが、今日の日経平均は31245円で寄り付き、160円程度高い水準でスタート。
その後、9時52分に31352円まで値を上げました。
しかしそこから下げに転じると、後場寄り直後から利食い急ぎの動きが顕在化し、全体相場を押し下げる形になり、12時47分に30828円で日中安値をつけました。
日中安値をつけた後は下げを縮小する動きとなり、大引けは▲129円の30957円で終了。
日経平均は9日ぶりに反落となりました。
売買代金は3.7兆円台でした。
引き続き米国株の動向には注意
日中の取引終了後、夜間市場で日経平均先物が下げを拡げおり、一時30550円をつける所まで下落しています。
この流れを引き継いで、明日の日経平均がマドを空けて下げて、5日線(今日の時点で30704円)を割り込むような形になると、目先天井打ちの最初のシグナルが点灯する形になります。
そしてさらにその翌日も下げる形になると、その見方がより強化される形になると思います。
ただ、現状、為替市場で大きく円高に振れるという動きにはなっておらず、今のところは日経平均先物のみがやや下げを拡げているという展開になっています。
ということは市場心理が全体的に弱気方向には傾いていない、ということになります。
しかし、現状、75日線近辺でもみ合いを続けているNYダウ(昨日の終値は33286ドル)の動きも気になるところです。
これが下落して、5/4につけた32937ドルを割れてくると、NYダウが下振れするリスクが出てきます。
5/19の記事でも書いたように、堅調な値動きを続けている日経平均の足を引っ張るとしたら、アメリカ株の動きになると思っているので、引き続き米国株の動向には注意をしておく必要があると考えております。
日経平均は7日続伸で、33年ぶりの高値水準
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