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TOPIXに続いて、日経平均も高値を更新できるのか

日経平均 日経平均
出所:SBI証券
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寄り付き前に日銀が発表した6月短観の結果が好感されて、今日の日経平均は33517円で寄り付き、300円以上高い水準で開始。

その後も継続して上値を伸ばす展開となり、13時54分に33762円まで上昇。

大引けは+564円の33753円となり、大きく反発して終了しました。

売買代金は前日よりも減少して3.4兆円台でした。

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TOPIXは直近高値を抜けてくる

今日の日経平均の高値は33762円までありましたが、33772(6/19)は超えられませんでした。

一方、TOPIXの高値は2321.53まであり、6/29の高値2312.07を抜けてきました。

ここで、日経平均が直近高値を超えられずに下落すると、TOPIXと日経平均で高値をつけた時期が異なる形になるので、いわゆる、ダイバージェンス状態が発生することになります。

高値圏でダイバージェンスが発生すると、目先的には天井形成のシグナルとなります。

この場合、日経平均は32306(6/27)の安値近辺まで再度下落してフラット型の調整パターンとなる可能性もあります。

しかし、日経平均が明日以降で、33772(6/19)の高値を抜けて、TOPIXもさらに高値を更新する形になると、日経平均の調整は32306(6/27)で終わった可能性が強くなってきます。

日経平均は、33772(6/19)の高値から32306(6/27)の安値まで、わずか7日(両端入れ)しか調整を入れていないので、本来であれば、ここでもう少し日柄面で調整を入れた方が健全であると思われます。

ただ、強い相場の場合、押し目待ちに押し目なしの展開となるケースもあるので、わずか7日で調整が終わり、再度上昇相場に回帰している可能性もあります。

TOPIXに続いて、日経平均も高値を更新できるのか、という点がごく目先の注目ポイントになります。

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