前週末に米国株市場で半導体関連を中心にハイテク株が売られ、その流れを引き継ぐ形で日経平均は33296円で寄り付き、下落してスタートしました。
9時53分に33337円まで戻したあと、下値を試す展開となり、11時30分に33128円まで下落。
一時下げ幅は400円を超えました。
その後、後場に入るとバリュー株中心に買いに厚みが加わり、下げ幅を縮小する展開に。
大引けは▲290円の33242円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は4.1兆円台でした。
日経平均は下落だが、TOPIXはプラスで終了
連休明けの日経平均は下落でした。
先週末の日中安値が33391円に対して、今日の高値が33337円なので、50円程度マドを空けて下げる形となっています。
先週木曜日から金曜日にかけてマドを空けて上げているので、先週木曜日から今日までの三本の日足の形状をみると、いわゆる、アイランドリバーサルという形状が示現する形になっています。
アイランドリバーサルの示現は、トレンド転換の予兆となる場合もあるので、注意が必要です。
ただ、今日は日経平均は下落だったのに対して、TOPIXは小幅ながらもプラスなので、TOPIXについては日経平均のようにアイランドリバーサルの形状は現れていません。
また、騰落銘柄数も、値上がりが1079銘柄に対して、値下がりは704銘柄で、値上がり銘柄が優勢でした。
よって、現時点ではまだ警戒をするような段階ではないと見ています。
今日は下落となりましたが、あくまでも上昇過程の中で一息入れた形での下落で、早ければ日経平均は9月中にでも33772(6/19)の高値を抜けてくる可能性もあるのではないかと考えています。