前日の米株式市場でNYダウが大幅に下落したことが警戒されて、今日の日経平均は32189円で寄り付き、300円以上下げてスタートしました。
9時6分に32154円まで下落して、一時下げ幅は400円を超えました。
ただ、その後は値頃感からの買いが流入し、下げ渋る展開に。
前引け後に日銀は金融政策決定会合で「現状維持」を発表し、これを受けて下げ幅を縮小し、12時39分に32535円まで戻しました。
大引けは▲168円の32402円で取引を終了。
日経平均は4日続落となりました。
売買代金は3.8兆円台でした。
アイランドリバーサルの示現が効いて、一旦調整という動きとなったか?
出張で更新が飛びました。
その間、日経平均は続落となり、本日の安値32154円まで下落しました。
直近の高値が33634(9/15)なので、そこから1500円程度下げる形となりました。
9/14~19にかけて、アイランドリバーサルという形状が示現しているのですが、この示現は、トレンド転換となるケースがあるので、これが効いて下落につながったのではないかと思われます。
なお、今日の下げで、日経平均は25日線(今日の時点で32542円)を割り込みました。
ただ、25日線の上昇基調は継続しており、75日線(今日の時点で32642円)との開きは100円程度にまで縮小しています。
また、9/19から21まで、3本日足で陰線が続いたのですが、今日は安寄り後に切り返したので、日足の形状は陽線となっています。
ここから早期に切り返すことができれば、25日線の上昇基調は継続するので、いずれ25日線が75日線を上回るゴールデンクロスが示現することになります。
なお、本日、日経平均は32391(9/11)の安値を割れたので、見方によっては31275(8/18)からの上昇が33634(9/15)で止まったという見方もできるのですが、TOPIXはそこまで崩れてはいないので、33634(9/15)からの下落は上昇基調の中の調整という見方がメインになるとなるのではないかと考えています。