前日の米国株市場が米長期金利の低下を背景に反発したことで市場のセンチメントが改善。
幅広い銘柄に買い戻しの動きが広がり、今日の日経平均は、30733円で寄り付き、200円程度高い水準でスタートしました。
9時22分に30565円まで一旦下押ししたものの、再び買いあがる動きとなり、13時41分に31083円まで上昇。
大引けは+548円の31075円で終了し、日経平均は反発となりました。
売買代金は前日よりも減少して3.7兆円台でした。
反発後、再度下落してから、しばらく戻す動きとなるか?
昨日まで売られていたことの反動で、本日は反発となりました。
ただ、昨日、700円近く下げたのに対して、今日の上げは548円だったので、昨日の下げを1日でカバーできませんでした。
なお、昨日、30830~31157円でマドを空けたのですが、今日の高値は31083円までだったので、マドを完全に埋める動きにもなりませんでした。
とりあえず、今日は反発の動きとなったのですが、昨日までの下げの反動で一旦切り返した、とする見方が妥当のような感じがします。
33634(9/15)から調整局面に入っているのですが、その動きを細分化すると、以下のような感じになるような感じがします。
1波:33634(9/15) → 32154(9/22)
2波:32154(9/22) → 32722(9/25)
3波:32722(9/25) → 30487(10/4)
4波:30487(10/4) → 現在進行中?
仮に5波構成で下げが進行しているとしたら、
30487(10/4)の安値から一旦反発するものの、短期で頭打ちとなり、再度下げに転じて30487(10/4)の安値を割れてくる。
そこで一旦下げ止まりの動きとなり、そこから3波構成で一旦切り返し、その後、再度5波構成で下落したところで33634(9/15)からの調整局面が終了する。
、という動き方になる可能性もあります。
いずれにしろ、33634(9/15)からの調整局面が終了するのには少し時間がかかると思われます。
期間としては、3~6か月程度、時間がかかるのではないかと現時点では想定しています。