先週末の米国市場は下落しましたが、今日の日経平均は37209円で寄り付き、40円程度高い水準でスタート。
今日は終始堅調で、大引けは+371円の37531円で日中の高値で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は3.4兆円台でした。
現在、4波目の調整が進行中。5波目の上げの後は注意が必要か?
今日の騰落銘柄数は、値上がりが1085銘柄に対して、値下がりが482銘柄で、値上がり銘柄が全体の2/3を占めました。
今日の時点で騰落レシオ(25日)は131.61%となっており、依然高水準となっています。
一方、株数ベースの裁定買い残は、5/21時点で5.9億株まで減少。
5/22時点で6.9億株に増えていますが、3/28の10.7億株よりも4億株程度減少しているので、こちらはプラス要素となります。
日経平均のここまでの動きを振り返ると、4/7に30792円まで下落。
そこから5/13の38494円まで上昇。
その後は5/22の36855円まで下落し、本日、37531円まで上昇して5日線(今日の時点で37301円)を超える動きとなっています。
波動カウントでいうと、4/7に30792円から上げに転じて、5/13の38494円が3波の高値。
そこから4波目の調整に入っているとする見方が適当と思われます。
仮にそうであるならば、4波目の調整が終わった後は5波目の上昇に転じるということになります。
短期的には今日の上げで5日線を超えてきたことで、4波目の調整が終わった可能性も一応出てきました。
ただ、4波目の調整が保ち合いの形になると、調整は終わっておらず、3波目の高値5/13の38494円はまだ超えられないということになりますが、いずれ5波目の上げで3波目の高値を抜いて昨年7月の高値42426円を目指す展開になると思われます。
なお、この5波目の上げで昨年7月の高値42426円を超えられない可能性も考えられます。
その場合は、昨年7月の高値とダブルトップをつけることになり、天井打ちのパターンとなるのでその後は注意が必要ということになります。
現状、TOPIXと比べて日経平均の戻りが鈍いので、その可能性も一応念頭に入れておいた方がよいかと考えています。