前週末3日に発表された4月の米雇用統計が事前コンセンサスを下回る内容だったことで、FRBによる利下げ期待が再燃し、米国株が上昇。
これを受けて今日の日経平均は、38636円で寄り付き、400円程度高い水準でスタート。
9時9分に38863円まで上げた後、10時9分に38541円まで下押しましたが、そこからまた買いなおされて大引けは+599円の38835円で終了。
日経平均は反発で、売買代金は4.6兆円台でした。
NY株の戻りはどこまで継続するのか?
NYダウは3/21に39899ドルで高値をつけたあと、4/17の37611ドルまで下落。
そこから反発し、4/23の38561ドルまで上昇。
その後、4/25に37754ドルまで下げたものの、4/17の37611ドルは維持したことから、そこから再度反発基調となり、5/3に4/23の38561ドルを抜けました。
そして、5/6に38886ドルまで上昇し、2段上げの形態となっています。
NYダウに関して、現状では、3/21の39899ドルで当面の高値をつけ、そこから調整局面に入っているというシナリオをメインでみています。
よって、4/17の37611ドルからの上昇は、調整局面の中の反発局面と見ています。
なお、4/17の37611ドルから、昨日の上昇まで、日柄で見ると14日(両端入れ)経過しているので、仮に調整局面の中の反発局面であるならば、日柄的にはそろそろかという感じがしなくもないです。
ただ、5/3に75日線を回復してきているので、ここからの戻りで更にどこまで戻りを試せるのか、という所は気になるところです。
なお、5/6時点で5日線が38294ドルに位置しているので、同線を大きく割り込ない限りは戻りを試す基調は継続すると思いますが、同線を大きく割れるような動きになると、戻りが終了となり、4/17につけた37611ドルの安値を試す展開に変化してくる可能性があると思われます。
日経平均も4/19の36733円の安値から反発してきていますが、NY株の反転基調に合わせて反発する形になっているので、NY株の戻りがどこまで続くのかはとても気になる部分になります。