前日の米国株市場では米長期金利の上昇を背景に主要株価指数が揃って下落。
これをうけて今日の日経平均は39021円で寄り付き、300円程度安い水準でスタート。
9時35分に39117円で日中高値をつけた後、12時37分に38817円まで下落しました。
その後は、もみ合いとなり、大引けは▲395円の38937円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は3.9兆円台でした。
前日の米国株下落を受けて反落だが、日本株はまだ比較的堅調
昨日、日経平均は39560円まで上げましたが、9/27につけた39826円の戻り高値までは届きませんでした。
一方、TOPIXは2752.04まで上げて、9/27につけた2743.75の戻り高値を超えました。
このため、日経平均もTOPIXに続いて9/27につけた39826円の戻り高値抜けなるかと思っていたのですが、昨日の米国株が下落だったので、今日は下落となりました。
なお、その米国株は、雇用統計の結果を受けて金曜日は上がったのですが、月曜日は一転して下落となっています。
今のところ、NYダウは9/27に、S&P500は9/26に高値をつけた後、横ばいの動きとなっています。
雇用統計の結果を受けて上昇し、一旦、5日線を抜けたのですが、月曜日に下落して再び同線を割り込む動きとなっています。
5日線は横ばいからやや下向きになってきているので、NYダウは10/3につけた安値41847、S&P500は10/2につけた安値5674を割れてくると下に動いてきそうな感じもします。
ただ、日本株は比較的堅調で、今日は下落となったものの、日経平均、TOPIXともに5日線を割れずに維持しており、夜間市場でも日経平均先物は反発しています。
ここからNYが下げてくると、日経平均が9/27につけた39826円の戻り高値をさすがに超えてくるのは難しいと思いますが、NYが下がらないと、TOPIXに続いて日経平均も9/27につけた高値をとってくる可能性もあります。
そうなった場合は、7/11の高値42426円を目指す方向に動いてくるかもしれません。