昨日は、自民党総裁選で石破茂氏が選出されたことが嫌気され、日経平均は2000円近い急落となりました。
今日はその反動で38232円で寄り付き、300円程度高い水準でスタート。
その後も買いが継続して、12時58分に38718円まで上昇しました。
そこからは伸び悩んだものの、大引けは+732円の38651円で、反発して終了。
売買代金は4.1兆円台でした。
今後はドル円やNY株の方向性に連れて動く、通常パターンに戻ってくる形か?
昨日の大幅安は継続せずに今日は反発となりました。
とりあえず、石破新総裁誕生の相場への織り込みはひとまず終わり、ドル円やNY株の方向性に連れて動く通常パターンに戻っていくのかと思われます。
なお、NY株は引き続き堅調で、ナスダックを除き、NYダウとS&P500は高値圏で位置しています。
今のところ米国経済は堅調ですが、米国株はいずれどこかで景気後退を懸念して下げる局面があると思っています。
現時点でその気配は見えないので、どこでそれが起きるのかはわかりません。
ただ、どこかでそうした動きが出てくるのではないかと思っているので、米国株については常にその点を念頭に入れながら動きをウォッチしておく必要があるのではないかと思っています。
なお、直近ではドル円の動きがどうかという所が気になります。
石破ショックで、5日線を一旦大きく割り込んだものの、すぐに反転して同線近辺まで戻す動きになっています。
ここから再度失速する動きになると、140円を再び割り込む可能性も出てくると思います。
となると、日本株も足を引っ張られる形になり、しばらくは下値を試す可能性もあると考えます。