前日の米株式市場が上昇した流れを受け、日経平均は39108円で寄り付き、180円程度高い水準でスタート。
11時5分に38917円まで下落して、一時前日比でマイナスとなる場面もありましたが、そこから切り返しに転じて39829円まで上昇し、日中の高値で今日の取引を終えました。
自民党総裁選を横目に、思惑で売買が活発化し、日経平均は大きく上昇で続伸となりました。
売買代金は5.4兆円台でした。
ここから2段で下げるという展開に入るか？ NYが落ち着いていれば保ち合いっぽい感じの動きに移行か？
今日の日経平均は39829円まで上昇し、9月2日につけた戻り高値39080円を超えました。
日中、日経平均に比べて出遅れていたTOPIXも2743.75まで上げて、こちらも9月3日につけた戻り高値2740.69を超えてきました。
日経平均、TOPIXともに9月につけた戻り高値を超えてきたので、新総裁が高市氏に決まれば更に上に行く可能性もあったのですが、石破氏に決まったことで夜間市場で円高、先物安が進んでいます。
特に、ドル円で円高が進んでおり、5日線を大きく割れる動きになっているので、このまま円高気味で引けると、ドル円はしばらく進んだ円安の揺り戻しで、再度円高方向に振れてきそうな感じです。
日経平均株価の方も、42426（7/11）から31156（8/5）まで2段で下落して、そこから今日の高値まで2段で戻るという動きにここまでなっています。
夜間で売られた流れを引き継いで、来週以降下げに転じて5日線を割れて、同線も上向きから下向きに転換してくると、今日の高値から2段で下げるという展開に入る可能性もあります。
なお、ここまで堅調なNY市場が崩れるような動きにならなければ、仮に2段で下げるという展開に入ったとしても31156（8/5）まで下げるという動きにはならずに保ち合いっぽい感じの動きになってくるかもしれません。
