今日の日経平均は、+386円の16095円と続伸。
売買代金は、前日よりも増加して2.7兆円台でした。
本日は15961円で寄り付き、寄り後の9時1分につけた15956円が日中の安値となりました。
今日も昨日と同様、寄り値近辺が日中の安値となり、10時49分には16237円まで上昇しました。
その後はやや売りに押される展開となりましたが、終始高値圏を維持し、引けでは16000円台を回復して日中の取引を終えるかたちとなりました。
戻りのピッチが早すぎで、短期的には戻りがピークとなる可能性も
日経平均の昨日の日中高値が15816円であるのに対して、今日の日中安値は15956円なので、140円程度マド空けでの上昇となりました。
夜間に入ってからも上げの動きは継続し、日経平均先物は一時16450円をつけるところまで上げていますので、このまま行くと、明日もマド空けでの上昇となりそうな感じです。
ただ、今日の段階で5日線とのかい離が3.75%となっていますので、2日連続してマド空きでの上昇となり、かつ、5日線とのかい離が更に広がるとなると、さすがに行きすぎとなり、短期的にはその近辺が戻りのピークとなるのではないかと考えます。
なお、16237円まで上昇してきたことで、暫く戻り優位となる可能性もあると思います。
ただ、アメリカ株が高値圏にあり、ここからの上げの余地はあまりないのではないかと見ている点と、
日本株の波のカウントの面から見ても、少なくとももう一段下げの余地があり、その下げで6/24につけた14864円の安値を割れてくる可能性はあると考えている点から、
参議院選挙の結果を受けた上昇は、上げ波動に転換した上昇ではなく、下落過程がまだ継続しており、その中における戻りではないかと考えております。