昨日の日経平均は、▲29円の16735円と反落。
売買代金は、前日よりも減少して2.0兆円台でした。
昨日の日経平均は16699円で寄り付き、前日より安い水準でスタートしました。
その後、9時17分に16657円の安値をつけた後は上昇に転じ、13時12分には前日比で60円程度高い16822円まで上げました。
しかし、そこからは売りに押される展開となり、引けは小幅安で取引を終えるかたちとなりました。
ダブルボトム完成となっていないので、上げ基調に転換したとは見ていない
昨日は出張で帰宅が終電となり、更新が飛びました。
なお、今は夏休みシーズンで、お休みに入っている人も多いと思うのですが、私は明日も仕事です。(泣き)
さて相場の方なのですが、昨日の夜間で日経平均先物が16650円まで下げたりしていたのですが、今日のシカゴ市場ではまた16750円程度まで戻してきています。
8/9「日経平均は続伸だが、ドル円の戻りが鈍いのはやや気にかかるところ」の記事で書いたように、ドル円は昨日一時101円台を割れるなど、相変わらず戻りが鈍く、その点は気にかかるところになるのですが、
NY市場など、外部環境にまだ崩れる気配は見えないので、日経平均も引き続き戻り方向で行きそうな感じです。
なお、日経平均の今年に入ってからの動きを見ますと、2/12につけた14865円と、6/24につけた14864円でダブルボトムをつけています。
一般的にダブルボトムをつけると、相場は上げ基調に転換します。
ただ、チャート的にダブルボトム完成で、基調転換となるためには、4/25につけた17613円を抜けてくる必要があるのですが、日経平均はまだそこまで届いていません。
この先も戻したとしても、そこまでの戻りは難しいと考えているので、目先堅調に推移したとしても、相場の基調が上げ方向に転換したと見るのは早計ではないかと考えております。