FOMCは4回目の利上げを行い、事前の予想通りの結果となりました。
これをうけて、本日の日経平均は19815円で寄り付き、前日よりも70円程度安い水準でスタートしました。
その後は上昇に転じ、9時31分には19963円と、80円程度高くなる場面もありました。
しかし、そこから一転して下げに転じ、10時45分には前日よりも100円以上安い19755円まで下落。
その後は下げを縮める動きとなり、最終的には▲51円の19831円で取引を終了。
売買代金は2.4兆円台でした。
今日は日中の高値と安値の値幅が200円以上あり、上下に動きが激しい1日でした。
なお、今日の日経平均は、一時は上昇となる場面もあったのですが、日中の安値は19755円まであったので、20239(6/2)の高値以降につけた19837(6/12)を割り込む動きとなりました。
急落後一旦戻していたナスダックが、再度下に向かうようだとここから調整が大きくなる可能性も
注目のFOMCの結果を受けた今日の東京市場は、小幅に下落という動きでした。
日経平均は、6/2につけた20239円の高値以降の安値を本日割れてきているので、高値からの調整局面は継続中となっています。
さて、ここからどう動いてくるかなのですが、
安値更新を警戒していたドル円は、昨日6/7につけた109円10銭の安値を割り込む場面があったのですが、夜間市場に入ってから上げてきており、現状では110円30~40銭程度まで戻す動きとなっています。
これをうけて、日経平均先物も一時19700円まで下げていたのですが、やや戻る方向にあります。
ただ、日経平均先物は戻してきているものの、プラス圏まで戻しきれていません。
これは今晩のNY市場の動きを警戒しての動きかと思われるのですが、6/9に6341で高値をつけてから急落したナスダックは、その後6/12、13と戻り、昨日、下げとなっています。
もしもナスダックが6/9の高値から調整の動きに入っているとしたら、ここから更に下値を広げる方向に動いてくると思われます。
一方で、6/9に急落したものの、まだ調整の動きに入っていないのであれば、逆に切り返してくると思われます。
高値警戒感が強く、どこかでくると言われているNY市場の調整がこのタイミングでくるのか、それともそれはまだなのか。
この点も要注目のポイントになります。