今日の日経平均は+20円の20020円と反発。
昨日は引け値ベースで2万円割れとなったのですが、1日で同水準を回復するかたちとなりました。
売買代金は前日より減少して2.1兆円台でした。
昨日のNY市場はNYダウはマイナスだったのですが、ナスダックは上昇。
日中の高値は6344まであったので、6/9につけた6341を約1か月ぶりに抜けてきました。
これにより、6/28「NY市場はNYダウとsp500、それとナスダックの間で高値をつけた日柄が異なるダイバージェンス状態が発生している」で、NYダウとsp500、ナスダックが、それぞれ高値をつけたタイミングが異なる、所謂、ダイバージェンス状態が発生しているので注意が必要かと書いたのですが、同状態は解消となりました。
これで目先、NY株で懸念材料となる要素は一つ減りました。
ドル円の調整は継続で今度はこちらが懸念要素に。ドル円はこの近辺で切り返えす事ができるのか?
その動きを受けた今日の日経平均は、寄り付き直後に19947円まで下げたのですが、切り返して2万円超えで引けました。
ただ、今日の日中高値が20032円に対して、同安値が19947円なので、日中の値幅は100円に満たず、小動きの1日でした。
7/15の記事「NY株は反転基調でダイバージェンス状態は解消となりそうだが、ここにきてドル円の上値が重くなる」で書いたように、直近ではNY株は反転基調となっているのですが、ドル円の動きが悪くなっているので、日経平均の動きも今一つはっきりしないという感じになっています。
NY株が上がり、ドル円も上昇となれば、日経平均ももっと上げるという動きになってもおかしくないと思うのですが、今は片方が上がっても、もう一方がそれに追随できないという動きになっているので、どうにもバランスが良くありません。
なお、直近でドル円は一時111円60銭を割れる所まで下げてきており、75日線に近い水準まで落ちてきています。
仮に下げ止まるとすればこの近辺ではないかと思うのですが、果たしてドル円はこの水準で踏みとどまる事ができるのでしょうか?
この近辺で切り返しに転じる事ができるのか否か、ドル円の動きにも注目です。