昨日、米国の長期金利は大きく上昇。
10年債は2.3%超えで高値引けで引けました。
長期金利上昇に伴ってドル円も上昇し、5日線(昨日の段階で111円50~60銭)を上に抜けてきました。
NY株も高く、ナスダックとsp500は高値更新となりました。
この動きを受けた今日の日経平均は、20098円で寄り付き、前日よりも150円程度高い水準でスタートしました。
その後、9時38分には20116円まで上げたのですが、そこからは上げ失速となり、13時40分には20016円まで上げ幅を縮めました。
しかし、日中の高値20116円から、ちょうど100円下げた20016円が日中の安値となり、以降は引けにかけてやや持ち直す動きとなりました。
売買代金は前日よりも増加し、2.1兆円台でした。
高値抜けを試しにくるとしたら、この辺りからではないかと思うので、安い所で買いを入れてみた
ドル円が切り返す動きとなったので、今日はもう少し上げてくるかと思ったのですが、結局上げ幅は100円に届かず94円高での引けでした。
日足も陰線での引けで、展開としては今一つでした。
ただ、昨日の記事「ドル円が切り返す動きになれば、日経平均もレンジ上限を再度狙うという可能性も考えられる」で書いたように、
ドル円が切り返す動きになってきているように見えるので、レンジ上限である20318(6/20)の高値抜けを試しにくるとしたら、この辺りからではないかと思います。
よって、今日は安い所で買いを入れてみました。
なお、日経平均は20318(6/20)に高値をつけてから、1ヶ月弱調整する動きにあるのですが、ここまでの動きを整理すると次の通りになっています。
下げ:20318(6/20) ⇒ 19856(7/7)
戻り:19856(7/7) ⇒ 20200(7/11)
下げ:20200(7/11) ⇒ 19901(7/24)
今日の上げ方は今一つだったのですが、恐らく現在は、19901(7/24)から再び戻りを試すところではないかと考えています。
よって、まずは20200(7/11)を抜けてくる事ができるかどうかが目先の焦点となってきます。
これを抜けてくれば20318(6/20)の高値抜けを目指す動きになると思うのですが、そこを超えられないようであると、レンジ下限を試す動きが依然として続くという事になるかと思われます。