今日の日経平均は▲2円の19449円と反落。
売買代金は前日と同程度の1.7兆円台で、これで6日連続で2兆円割れ。
注目されたジャクソンホールは、イエレン議長、ドラギ総裁共に目立った発言はなく、結局新たな材料は出ずで終了となりました。
先週まではジャクソンホールの結果待ちで様子見気分が広がり、商いが薄いという状況が続いていたのですが、このイベントを通過した後も様子見継続で、今日も商いは盛り上がらずでした。
なお、本日の日経平均は19502円で高く寄付き、9時3分には19535円まで上げたのですが、上げの勢いはそこまでで以降は失速する動きに。
前引け前の11時21分には19420円まで値を落としました。
そこからやや戻す動きになったのですが、前日終値までは戻れず、結局小幅安で引けるという動きになりました。
ただ、日経平均は小幅安だったのですが、TOPIXは+0.2%と小幅に上げて引けました。
日経平均のもたつきを尻目に、ジャスダック平均や2部指数は高値を更新
日経平均は6/20に20318円の高値をつけてからここまで軟調な動きが続いています。
しかし、ジャスダック平均の動きとかを見ますと、7/27に3373の高値をつけた後、日経平均が軟化する動きに合わせて、8/14に3266の安値をつけるところまで下落。
が、そこからは日経平均とは異なって戻り歩調に入り、先週金曜日の8/25に7/27の高値を更新。
今日も引け際に3397の高値をつけて、日中の高値に近い3396で引けるという動きになっています。
日経平均の動きは冴えないのですが、ジャスダック平均の他、2部指数も高値水準にあり、小型株は強いという動きになっています。
もしも相場環境が良くなけば小型株もダレルという展開になると思うのですが、今の所そうはなっていません。
よって、商いは今一つ盛り上がりに欠けるのですが、全般的な地合いとしては悪くないので、軟調な動きを続けてはいるものの、これはあくまでも「調整」の動きで、ここから急落する動きの前触れではないと考えています。