今日の日経平均は+1円の20628円で4日続伸。
引け値ベースでは昨日に続き、高値更新となりました。
日経平均はかろうじてプラスとなりましたが、TOPIXは▲0.12%の下落。
騰落状況も、値上がり銘柄が597に対して、値下がり銘柄が1,341だったので、本日は実質的にはマイナスでした。
売買代金も前日よりも減少して1.9兆円台で、久しぶりに2兆円割れとなりました。
なお、本日の日中高値は9時7分につけた20667円に対して、同安値は10時2分につけた20602円なので、日中値幅は65円と小動きでした。
ドル円は9/27まで上昇。以降はやや動きが停滞するという感じになっている
ここまで動きを振り返ると、9/8にドル円、日経平均ともに安値をつけてから、連動して上昇を開始。
その後、ドル円は9/27まで上昇し、以降はやや動きが停滞するという感じになっています。
それに対して日経平均は、昨日の高値(20689円)をつける所まで上昇。
ドル円が停滞する動きをよそに、高値追いが継続するという動きになっています。
ただ、円安の動きが伴っていないので、高値追いが継続となっている割には、売買代金が久しぶりに2兆円を割れる等、今一つ勢いに欠ける感じです。
とは言え、上昇基調に変化が見られるところではなく、
現状では10/2の記事「10月末~11月上旬あたりまでは、あまり大きな下げはなく、上昇基調をたどるのではないか」でも書いたように、10月中は高いのではないかと考えています。
ただ、11月になると、上旬にトランプ大統領の来日が予定されており、それ以降、北朝鮮を巡る軍事的な緊張が再度高まる可能性も想定されます。
また、上記の記事で書いたように、仮に10月末あたりまで上げが継続する形になると、19239(9/8)の安値から開始した上げ相場は、10月30日で35営業日が経過し、10月31日で36営業日が経過するという形になります。
従って、政治的なスケジュールと、日柄的な側面から鑑みると、10月までは良いものの、11月に入ると、波乱に対してやや警戒が必要となってくるのかもしれません。
(※)日経平均が上昇すると考えた場合、従来は大阪取引所に上場している日経平均先物を買うというケースが多かったのですが、今は以下の記事でも書いたように、日経平均先物を買うならば、くりっく株365で買った方が良いと考えています。
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