本日は外為市場での円安一服などを背景に、日経平均は20680円で寄り付き、小安くスタート。
9時1分に20663円まで下落しました。
しかしその後は、北朝鮮情勢への警戒感が後退し、切り返す展開に。
引けにかけて上げ幅を広げ、最終的には+132円の20823円で6日続伸となり、日中の高値で引けるかたちとなりました。
売買代金は前日よりも増加して2.5兆円台でした。
今日の日中高値は20823円まであったので、10/6につけた20721円の高値を更新しました。
TOPIXも1695と日中の高値で引け、10/6につけた1690の高値を更新してきました。
なお、日経平均とTOPIXで、2015年半ばにつけた高値はそれぞれ以下の通りになるのですが、2年弱ぶりの高値更新まで、日経平均はあと129円、TOPIXはあと7pointまで迫ってきています。
日経平均:20952(2015年6月24日)
TOPIX:1702(2015年8月11日)
今週中に2年弱ぶりの高値更新となるか?
日経平均、TOPIX共に、2015年半ばにつけた高値更新まで、指呼の間に迫ってきました。
今の感じからすると、今週中には当該高値抜けとなりそうな感じです。
なお、日経平均は9/8に19239円の安値をつけてから上昇基調になっています。
ここまで当ブログでは、9/8の翌営業日の9/11の記事「日経平均は9/1につけた19735円の戻り高値を超えてくると、調整局面が転換となる可能性が強くなる」で、
「9/1につけた19735円の戻り高値を超えてくると、調整局面が転換となる可能性が強くなる」という事を書き、
その翌営業日の9/12の記事「日経平均は2日連続でマド空けで上昇で9/1の高値を抜ける。調整局面終了か?」で、
「調整局面が終了したか?」という事を書きました。
結果として、9/8の安値19239円から1ヶ月弱で1584円の上げとなっているので、その見方は正しかったのかと思います。
なお、当面の見方としては、10/2の記事「10月末~11月上旬あたりまでは、あまり大きな下げはなく、上昇基調をたどるのではないか」で書いたように、上記安値から6~7か月程度上げる可能性もあると考えています。
この場合、来年の3~4月まで上値追いが続くという形になります。
ただ、一本調子での上げは続かないので、仮に今のペースでの上げが続いた場合、目先的には10月末~11月上旬あたりで一服し、暫く高値更新が止まる感じになるのではないかと考えます。