今日の日経平均は+110円の22597円と3日ぶりに反発。
昨日のNY市場で、米税制改革案の進展や金融規制緩和期待を受けて、主要株価指数が最高値を更新。
この流れを引き継いで金融株などに買いが先行し、日経平均は22613円で寄り付き、高寄りで開始しました。
9時4分に22643円まで上げたのですが、そこから上値が重くなり、13時40分には22537円まで値を落としました。
しかし、引けにかけて切り返す動きとなり、22600円に近い水準で引けるかたちとなりました。
売買代金は前日よりも増加して2.8兆円台でした。
日経平均は23382(11/9)で高値をつけた後、21972(11/16)の安値まで下落。
そこから22757(11/17)の戻り高値まで一旦反発した後は、安値と戻り高値のレンジの中で保ち合うという動きになっています。
ただ、ここにきて、保ち合い一巡の動きも見えてきているような感じもしたので、昨日の記事「日柄的な面での調整の動きは早ければそろそろ終わり、再度上げトレンドに回帰する動きとなるタイミングが近づいているような感じもする」で、
①日柄的な面での調整の動きは早ければそろそろ終わるのではないか
②日柄的な面での調整の動きが終われば、再度上げトレンドに回帰する動きになると思われる
という事を書きました。
ここにきて保ち合いのレンジの上限方向に、値が切り上がってきているような感じがする
で、本日の動きとしては、朝方は買われたものの、その勢いは続かずにここ最近見られるような形で失速となりました。
しかし、引けにかけては買いなおされ、22600円に近い水準で引けるという動きとなりました。
なお、日経平均は22757(11/17)で戻り高値をつけた後、22215(11/20)まで一旦下落。
そこから保ち合いの動きに入っている、というのが現状の動きになるかと思います。
ただ、ここにきて保ち合いのレンジの上方向に値が上がってきているような感じがします。
また、売買代金が一時2.3兆円台まで落ち込んだ後、こちらも徐々に回復する傾向にあり、今日も3兆円の大台には届かなかったものの、2.8兆円台まで戻してきています。
以上のような点から鑑みると、やはり昨日の記事で書いたように、日柄的な面での調整の動きはそろそろ終わりに近付いているような感じもします。
なお、この先、22757(11/17)の戻り高値を抜けてくると、上げトレンドに再度回帰したという事になり、23382(11/9)でつけた高値更新に向けた動き(※)になると考えております。
(※)日経平均が上昇すると考えた場合、日経平均の動きに連動するETFを買うという手もあります。
なお、ETFを買う場合の手数料という面でみた場合、SBI証券や楽天証券といったネット証券大手ではなく、GMOクリック証券か、ライブスター証券 等の証券会社の方が手数料の面では安く、有利となります。