今日の日経平均は、23797円で寄り付き、10円程度小安い水準でスタートしました。
その後は、為替の円高方向への動きや、米国のつなぎ予算案の採決を巡る動向を見極めたいという姿勢が重しとなり、9時50分には23697円まで下落。
が、そこからはじりじりと切り返す動きとなり、+8円の23816円で引け、続伸となりました。
ただ、方向感の乏しい1日だったこともあり、商いは薄く、売買代金は2.3兆円台で、3兆円を下回る形となりました。
日経平均に方向感は見えず、主力株は全般的に冴えない動きでしたが、JASDAQ平均は+0.93%で高値更新となり、マザーズ指数は+2.71%と大きく上昇で、小型株の動きは活発でした。
仮に調整入りの動きとなったとしても、押し目を拾うというスタンスが依然として有利に
日経平均は1/18に24084円まで上昇。
その日は、寄りが24078円に対して、引けが23763円だったので、寄り値から引け値まで300円近く動いて陰線引けでした。
24000円の大台を一時つけて、高値圏でやや値幅を伴った陰線が出現したので、この動きからするとここで短期的な高値をつけたとする見方が妥当な感じがします。
もしもここで高値をつけたとすれば、そこから下がり、調整入りっぽい動きをすると思うのですが、その後、1/19は小幅に反発、そして今日も途中まで安かったのですが、引けは切り返して小幅高で終了となっています。
日足はかろうじて5日線に水準を維持しているので、調整入りとなった感じはまだ見えず、機会があれば高値抜けを狙うような所に依然として位置していると言えます。
19239(9/8)の安値から今週でもう21週目(両端入れ)となるので、2015年10月2日の安値から続いている20週サイクルがまだ生きているとすれば、そろそろ同サイクルの安値をつける調整の動きに入ってもおかしくないと思います。
ただ、今のところ、調整入りに向けた動きはまだ見られないので、どこでそれらしい動きが出てくるのか、見極めていく所かと思われます。
なお、仮に調整入りの動きとなった場合は、次の同サイクルで高値を抜ける動きになると見ているので、押し目拾っていくスタンスが依然として有利と考えます。