シリア情勢への警戒感が和らいだことで前日の米国株が上昇。
また、トランプ大統領がTPPの復帰検討を指示したことも支援材料となり、今日の日経平均は21801円で寄り付き、高くスタート。
その後、10時33分には21917円まで上げ、上げ幅は一時250円を超えました。
ただ、高値圏では戻り売りに押され、後場にかけて伸び悩み、引けは+118円の21778円と、3日ぶりに反発で終了となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.4兆円台でした。
今日は一時21917円まで上げ、4/10につけた21933円を超えてくるかと思われたのですが、結局その手前で打ち返され、寄り値よりも安く引けるという動きになりました。
今日も節目となる21971円の戻り高値水準に近付くと、上値が重くなるという動きが繰り返される
これまでに何度も書いてきているように、ここから3/12につけた21971円の戻り高値を超えられるかという点が一つのポイントになります。
4/10そして本日と、この近辺まで戻ると上値が重くなるという動きの繰り返しとなっているので、この動きを見る限り、やはりなかなか上方向へ動いてくるのは難しいか、という感じもします。
ただ、20347(3/26)の安値からの経過日柄が、今日で15日目(両端入れ)となります。
4/11の記事「引き続き不安定な値動きが続くが、来週あたりから戻りの勢いがついてくるのではないか」で書いたように、安値からの経過日柄という面から考えた場合、来週あたりから戻りの勢いが出てくるのではないかと考えています。
また、一目均衡表の遅行線の動きから見ても、動きが出るとしたら、来週あたりからという感じがします。
その他では、ここの所戻り方向にあるドル円が、今日の夜間の段階で107円70銭程度まで上げてきているので、この点も来週あたりから動きが出てくるフォローの要因となるかもしれません。
なお、ドル円については、2/21につけた107円90銭のラインも超えてくると、上げ優位の様相がより一層強まる感じになると思われます。
というわけで、来週の動きがどうなるのか、動向に注目したいと思います。