前日の米国株高や円安基調の継続を支えに今日は買いが先行し、日経平均は22820円でスタート。
その後、後場に入ると先物への買い戻しが入り上げ幅を一時170円程度まで拡大しました。
しかし、米金利上昇や地政学リスクへの警戒感がくすぶっているほか、国内企業の決算発表が一巡したことで手掛かり材料に乏しい事もあり、引けにかけてやや上げ幅を縮小。
+121円の22838円で、3日ぶりに反発しての引けとなりました。
なお今日の日中安値は、10時57分につけた22799円。
それに対して同高値は14時41分の22887円なので、日中値幅は88円と、1日の値幅が100円に満たない小動きの1日でした。
売買代金も前日よりも減少して2.3兆円台で、盛り上がりに欠けました。
日中値幅は100円に満たず、小動きの1日
日経平均は5/15に22912円の戻り高値をつけたのですが、そこから以下のように日中値幅が縮小する動きとなっています。
<5/14~17にかけての日中値幅の推移>
5/14:211円
5/15:107円
5/16:101円
5/17:88円
売買代金もここにきて縮小傾向にあります。
これらの点からすると、ここから上値をとっていくのは厳しいという見方もできるかもしれません。
ただ、値幅が縮小した後に値動きが出てくる事もあります。
直近では5/7から5/9にかけて値幅が縮まった後、5/9の日中安値22364円から5/15の戻り高値22912円まで上げる動きとなっています。
<5/7~9にかけての日中値幅の推移>
5/7:163円
5/8:143円
5/9:114円
今回も、5/7~9にかけての値動きの後のような展開となり、5/15の戻り高値22912円を抜けてくる動きとなるのではないかと考えます。