米商務省が自動車や関連部品の輸入が自国の産業を侵害し、安全保障を脅かしたかどうかを調査すると発表したことを嫌気して、日経平均は3日続落。
今日は22621円で寄り付き、70円程度安い水準でスタートしたのですが、トランプ・リスクを嫌気した売りに押され、14時23分に前日比で300円以上安い22366円まで下げる場面もありました。
引けにかけてやや戻す展開となり、最終的には▲252円の22437円で引けました。
終値では22500円台を回復できず、22500円割れとなりました。
売買代金は前日よりもやや増加して2.6兆円台でした。
今日の下落で、3月安値からの上げ幅に対して、1/4押したことになる
日経平均は22437円で引けたことで、25日線(今日の時点で22504円)割れとなりました。
なお、23050(5/21)から本日22366円まで下げた事で、直近の高値からの下げ幅は684円。
20347(3/26)から23050(5/21)までの上げ幅は2703円。
それに対して684円の下げなので、上げ幅に対する下落率は25.3%となりました。
昨日の記事「日経平均は久しぶりに値幅を伴って下落だが、ここでの下げは短期的なミニ調整ではないか?」で、「22500円あたりが下値のメドとなるのではないか」と書いたのですが、今日の段階で一時22366円まで下げ、22500円割れとなりました。
昨日、今日と、200円以上下げる動きが続いているので、23050(5/21)で戻り高値をつけてから再度調整相場に入った、という見方もできるかもしれません。
ただ、当ブログでは、ここでの下げは、20347(3/26)から23050(5/21)まで、ほぼ調整らしい調整がなく上げてきたので、それを調整するためのミニ調整の動きではないかと見ています。
なお、このミニ調整のパターンは、今日の段階で22366円まで下げているので、ダラダラと下げて調整が長引くパターンではなく、比較的短期間で終わる可能性もあるのではないかと考えます。