前日の米国株が大幅安となったことを受け、序盤は売り優勢でスタート。
日経平均は22160円で寄付き、170円程度安い水準で始まりました。
その後、9時14分に22104円まで下落。
6/20の22167円を割り込みました。
ただそこからは、円高の一服などを支えに買い戻しが入り、後場に入るとプラスに転換。
14時12分に22368円まで上げた後、最終的にプラス圏内を維持し、引けは+3円の22342円と3日ぶりに反発で終了となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.3兆円台。
昨日は久しぶりに2兆円割れとなりましたが、今日は再度2兆円台回復となりました。
本日は朝方安かったものの、後場に切り返してプラスとなり、日足は陽線での引けでした。
現状、日経平均の75日線が22152円に位置しているので、同水準を一時的に割り込んだものの、そこを下値として切り返したという動きになっています。
NYダウの200日線割れは今年に入ってから3回目。過去2回は一旦反発となっているが‥‥
昨日のNY市場で、NYダウは一時24084ドルまで下げた後、最終的に24252ドルで引けるという動きになっています。
昨日の段階でNYダウの200日線が24280ドルに位置しているので、その水準を一時割り込む所まで下げた後、同線に近い所まで戻して引けるという形になっています。
なお、今年に入ってからのNYダウの動きを見ますと、以下の通り、過去2回は200日線を割り込んだ後、一旦反発という動きになっています。
①4/2に23344ドルまで下げて200日線を割り込んだ後、一旦反発。
②5/3に23531ドルまで下げて200日線を割り込んだ後、一旦反発。
昨日、200日線を割り込んだことで、同線の水準を割り込むのは3回目となります。
過去2回は上記の通り、200日線を割り込んだ後、一旦反発という動きになっているので、
今回も過去2回と同様に一旦反発という動きになるのか?
あるいは、今回は過去2回とは異なった動きとなるのか?
という点が目先的には注目される所になると考えます。