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NYダウがどの辺りで落ち着いてくるのかが目先のポイント

日経平均チャート 日経平均
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昨日のNY市場で、NYダウは一時200ドル以上高くなる場面もあったのですが、引けは▲165の24117ドルで反落。

今年に入ってから初めて200日線の水準(昨日の時点で24302)を引け値ベースで割り込んで引けました。

これをうけて今日の日経平均は22195円で寄り付き、70円程度安い水準でスタート。

そこから9時52分に22038円まで下落。

200円以上下げる局面もありました。

ただそこからは切り返しに転じ、14時4分には22299円まで上昇し、一時プラス圏内に浮上する場面もありました。

しかし、本日も米中の政策を巡る不透明感が意識され、それ以上上値を買い進む動きにはならならず、▲1円の22270円で引けとなりました。

売買代金は前日よりもやや増加して2.3兆円台でした。

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本日も夜間市場に入ってから日経平均先物の動きが冴えないという動きに

今日の日経平均は22038円まで下落したので、6/26につけた22104円の安値を割り込みました。

その一方で、TOPIXは今日の安値は1716までで、6/26につけた1711は維持しました。

なお、日経平均は、一時75日線の水準(今日の時点で22175円)を割り込む動きとなったのですが、引けにかけて戻したことで、結局、引け値ベースでは同水準を維持するという形になりました。

結局、日経平均は小幅安で終わったので、昨日のNYが下げた割には動きとしては底堅い感じでした。

今日の動き方とかを見ますと、23050(5/21)から続いている調整局面はそろそろ終わってもおかしくないと思うのですが、

ただ、NY市場の動きがまだ不安定で、NYの先物安につられる形で日経平均先物も夜間市場で一時22100円まで下げる等、こちらも安定性には欠ける動きとなっています。

NY市場の動向を無視して日経平均が単独で上がっていくような地合いにはないため、上に行くためにはNY市場の動きが落ち着いてくる必要があります。

NYダウは昨日、200日線の水準を引け値ベースで割り込んでしまったので、下値が安定しない動きがもうしばらく続く可能性もあります。

その場合、4/2の23344ドルや、5/3の23531ドルあたりが次の下値ラインとなります。(NYダウの今年に入ってからの動きは、下値切り下げ型の調整ではなく、横ばい型の調整になると見ているので)

当面のところでは、NYダウがどの辺りで落ち着いてくるのかが目先のポイントになると考えます。

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