今日の日経平均は21548円で寄り付いた後、米中通商交渉が難航しているとの一部報道が嫌気され、10時35分に21499円まで下落しました。
しかし、そこからは、短期筋の個別物色や配当権利取りの買いが入り、持ち直す動きとなり、プラス圏に浮上。
大引け前の14時53分に21614円まで上げました。
最終的に日中の高値圏で取引を終える形になり、+42円の21608円で終了。
FOMCの結果待ちや、明日の休みを控えて積極的な売買が手控えられるため、今日は安く終わるかと思っていたのですが、意外と堅調で反発で終わりました。
売買代金は前日よりもやや増加して2.0兆円台で、今日は2兆円の大台を維持する形になりました。
戻り高値をつけてから、今日で13日が経過
日経平均は21860(3/4)で戻り高値をつけてから20938(3/11)の安値まで、922円下落。
そこから戻り歩調となり、今日は21614円まで上昇しています。
20938(3/11)の安値以降の高値は、これまで3/18につけた21612円だったのですが、今日はその水準を2円程度上回る形となりました。
これで、20938(3/11)の安値からの戻り幅は+674円。
922円の下落に対する戻り率は73%となりました。
ただ、現状、戻り歩調にあるものの、21860(3/4)の戻り高値は依然として超えられていないので、同戻り高値からの日柄面での調整が継続している形になるのかと思われます。
なお、21860(3/4)の戻り高値からの日柄は、今日で13日(両端入れ)となります。
ここまで、21860(3/4)で戻り高値をつけてから20938(3/11)の安値まで6日下落。
そこから今日の21614(3/20)まで、8日上昇となっているので、流れ的には、もう一度下落して21860(3/4)の戻り高値からの調整を終えるというパターンになってもおかしくないようにも考えられます。
なお、仮に更にもうひと押し入れる形になったとしても、今は値幅面での調整を入れる形ではなく、日柄面での調整を入れる局面になると思われますので、ここで大きく下げる形にはならないと考えます。