今日の日経平均は3日ぶり小反落。
朝方は21558円で寄り付き、小幅下落でスタートした後、国内勢から期末のポジション調整売りなども出て9時16分に21425円まで下落。
下げ幅は一時150円を超えました。
しかし、上海株がしっかりで始まると下げ渋る動きとなり、10時38分には21585円まで上昇。
前日終値に並ぶ場面まで回復する局面もありました。
その後はFOMCを控えて様子見姿勢が強まり、揉み合う展開となり、最終的に▲17円の21566円で終了。
昨日まで2日上昇となっていたのですが、3日ぶりに下げる動きになりました。
商いは今日も盛り上がりに欠け、売買代金は前日よりも減少して1.8兆円台で、2日続けて2兆円割れでした。
裁定買い残高も 1兆円程度まで回復しているが、まだ 増加の余地を残している
外国人の売買動向を見ますと、年初から現物は売り越しの傾向が続いています。
一方で、先物は3月8日の週までで10週連続で買い越しとなっています。
この点から見ますと、腰が入った買いは入っておらず、上げの主体は短期資金が中心という事が言えるのかと思われます。
ただ、昨年10-12月の3か月で外国人は4.8兆円程度先物を売り越しました。
それに対して、今年1月から直近までの買い越しは2.1兆円程度なので、まだ買い戻しの余地はあるのかと見られます。
また、裁定買い残高の動向を見ても、昨年12月21日の週に5578億円まで低下した後、3月8日の週に1兆円程度まで回復していますが、直近のピークである2.5兆円まで、まだ増加の余地を残しています。
これらの点から見ますと、まだ暫く戻る地合いは続くように思われ、2/19の記事で書いたように、6月あたりまで戻りが継続するのではないかと考えます。
とは言え、先物は10週連続で買い越しが続いていますので、そろそろ一旦、その動きが止まってもおかしくないような感じもします。
現状では、21860(3/4)で戻り高値をつけてから足踏みの状態が続いていますが、外人の先物が買いが一旦止まって4月上旬ぐらいまで調整。
そこから再度6月ぐらいにかけて戻り相場が続くという展開になるのではないか等と現状では考えております。
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