今日の日経平均は続伸。
前週末にハイテク株主導で米国株が上昇した流れを引き継ぎ、朝方から半導体関連株などへの買いが先行。
日経平均は21576円で寄り付き、前日よりも120円程度高くスタートした後、9時5分に21612円まで上昇し、3/12の日中高値21568円を超えました。
そこから10時17分に21500円まで値を落とす場面もあったのですが、その後は切り返して+133円の21584円で終了。
寄り値近辺で引ける形になりました。
先週金曜日は売買代金が2.7兆円台となり、SQ等を除いて久しぶりに2.5兆円台を超えてきたのですが、今日はその流れは続かず。
前日よりも減少して1.9兆円台で、2兆円割れとなりました。
昨年末につけた安値から続く戻り相場は、あと少しで3か月程度経過する事に
日経平均は昨年末につけた安値18948(12/26)から反転基調となり、あと少しで3か月程度経過する事になります。
その間、ある程度下げを伴って下げたのは以下の3回です。
①20211(2018/12/27)⇒19241(2019/1/4) 下げ幅:▲970円
②20981(2/5)⇒20315(2/8)下げ幅:▲666円
③21860(3/4)⇒20938(3/11)下げ幅:▲922円
いずれも下げ幅は1000円未満で、大きく下げるという感じにはなっていません。
これまでは、2/19の記事で書いたように、安値から2~2.5ヶ月程度戻したあたりで1~1.5ヶ月程度日柄調整を入れるのではないかと考えておりました。
安値から2~2.5ヶ月程度戻すと、2月下旬から3月半ばあたりで一旦戻りが止まる、という事になるのですが、今のところは21860(3/4)で一旦戻り高値をつけて、一休みしている感じとなっております。
ただ、21860(3/4)からの下げは20938(3/11)で止まり、そこから再度反転方向を探る動きになっています。
本来であれば、ここらあたりで一旦、値幅調整を入れる動きになってもおかしくないのですが、今のところは、そのような動きとなるような感じは見られません。
そうすると、3/6の記事で書いたように、値幅面ではなく、日柄面で調整を入れる感じの動きになっているのかと思われます。
なお、21860(3/4)で一旦戻り高値をつけてから、今日で11日目(両端入れ)となります。
日柄面で調整を入れているとしたら、あと2週間程度経過すれば、21860(3/4)の戻り高値から1ヶ月程度が経過する事になります。
日柄面で調整を入れる動きが終われば、戻り高値を抜く方向に向かい、22000円の大台を試す動きになると考えます。