本日は、為替が円安基調で推移したことでハイテク、自動車などの輸出株に買いが先行。
日経平均は21376円で寄り付き、反発してスタートしました。
その後は、寄りでつけた21374円が日中安値となり、買い優勢の展開に。
昨日は下落した上海市場が今日は切り返したことも安心材料になり、11時18分には21521円まで上昇。
200円以上上げる場面もありました。
引けにかけてやや伸び悩んだものの、今日は反発で終了。
日経平均は+163円の21450円で引けました。
売買代金は前日よりも増加して2.7兆円台で、メジャーSQの時を除くと、久しぶりに2.5兆円を超える商いとなりました。
ここで、もうひと押しあった方が良いのではないかと考えるが‥‥
昨日は朝高後、伸び悩んで引けたのですが、今日は一転して上げて終了となりました。
なお、一昨年と昨年の年初から4月ぐらいまでの日経平均の動きを見ると、次の通りになっています。
①一昨年
19668(3/2)で高値をつけた後、18224(4/17)まで下落。その後、反発。
②昨年
24129(1/23)で高値をつけた後、20347(3/26)まで下落。その後、反発。
いずれも3月の動きはあまり芳しくない動きとなっています。
よって、今年もそれと似たような動きとなる可能性があるのではないかと考え、今のところは3/13の記事で書いたように、来週あたりに目先の底を入れるのではないかと考えております。
ただ、今のところ為替、NY市場共に堅調で、あまり大きく崩れるような気配はありません。
NYダウはやや動きが鈍いものの、ナスダックやs&p500は3月上旬につけた戻り高値を3/13に抜けてきているので、このまま同高値を更新する動きが続くようだと、日経平均の21860(3/4)からの調整も20938(3/11)で終わったという可能性も無きにしもあらずかと思います。
しかし、20938(3/11)で調整が終わったとすると、日柄的にはわずか6日(両端入れ)しか調整を入れていない形になるので、調整未了感は残るような感じもします。
やや方向性が見えづらい動き方となっておりますが、ここから再度戻り基調に回帰する上でも、ここで、もうひと押しあった方が良いのではないかと現状考えておりますが、果たして来週以降、どう動いてくるでしょうか。