今日の日経平均は反落。
英国のEU離脱への警戒感や、寄り付き前に発表された1月機械受注の予想以上の減少などが投資家心理を圧迫。
前日に大幅高となった反動もあって、朝方から利益確定売りが先行し、日経平均は21425円でスタートしました。
9時12分に21474円で日中高値をつけた後は、売りに押される展開となり、後場寄り後の12時31分には21198円まで下落。
一時、300円以上の下げとなりました。
その後は、日銀によるETF買い観測や、配当権利取りの買いで下げ幅を縮める展開となり、▲213円の21290円で終了。
売買代金は前日よりも減少して2.1兆円台でした。
今日は昨日空けたマド(21145~21348円)を早々に埋めてくる動きとなる
昨日、日経平均は大幅高となり、マドを空けて上昇となったほか、5日線も上回る上げとなりました。
しかし、今日は一転して下げとなりました。
昨日の記事で、「昨日空けたマドをしばらくの間維持できれば、短期調整で終わった見方が強くなると考えます」と書いたのですが、今日は昨日空けたマド(21145~21348円)を早々に埋めてくる動きになりました。
これにより、21860(3/4)から調整に入った動きが20938(3/11)で終了したと見るのは、まだ判断しづらいという事になりました。
なお、ここまでの日経平均の動きは、21860(3/4)から20938(3/11)まで営業日数で6日(両端入れ)下落した後、21568(3/12)まで一旦反発。
そこから今日、再び下げるという動きになっています。
この動きからすると、21568(3/12)からまた6日程度下げて、そこで短期的な調整が完了する、という流れになりそうな感じもします。
仮にそのような動き方になると、来週、目先の底を入れるという事になります。
なお、現状では3/8の記事で書いたように、「3月の後半ぐらいまで調整を入れて、そこから切り返しに転じてくる」という見方を一応メインで考えておりますが、果たしてどうなるでしょうか。