前日の米国株式が小幅ながら続落した流れを受け、売りが先行。
日経平均は21659円で寄り付き、70円程度安い水準でスタート。
日中の高値は寄り直後の9時1分につけた21684円までで、そこからは株価指数先物売りを交えて下げ幅を拡大し、13時32分には21550円まで下落。
170円以上下げる場面もありました。
その後は安値圏でもみ合いとなり、▲129円の21596円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は前日よりも1.9兆円台で、2兆円の大台を維持できずでした。ぞ
NYダウとTOPIXの5日線は、上向きから下向きに転換している
日経平均は3/4に21860円で戻り高値をつけた後、昨日、3/1~4で空けたマドを埋める動きになりました。
そして、今日、続落となり、昨日の日中安値21659円を割れて、5日線の水準(今日の時点で21626円)をやや下回りました。
なお、NY市場の動きを見ますと、昨日の段階でナスダックは5日線の水準よりもまだやや上に位置しています。
それに対して、s&p500は5日線の水準をやや下回っており、NYダウは同線を下に割れています。
NYダウについては5日線の向きが、上向きから下向きに変わっています。
これらの点からしますと、これまで戻りが続いてきたNY市場に、戻り一服感が出てきているような感じもします。
NY株が戻り一服となると、それに引っ張られて上げてきた日本株の戻りも止まる形になると思われます。
昨年末につけた安値18948(12/26)から2か月以上戻りが続いてきたので、タイミング的にもそろそろ戻りが止まってもおかしくない所です。
なお、日経平均については、5日がまだ上昇基調を維持していますが、TOPIXについては、今日、同線が上向きから下向きに転換しました。
仮に明日も下落するようですと、日経平均の5日線も上向きから下向きに転換する可能性があります。
そうなると、目先は調整する動きになると思われます。
ただ、仮に目先調整を入れる動きになるとしても、値幅を伴って大きく調整するというよりは、日柄面での調整を入れる形になるのではないかと考えます。
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