朝方は、前週末の欧米株高を支えに小高く始まり、日経平均は21148円でスタートしました。
その後、9時3分に21113円まで下げ、前日比でマイナスとなる場面もありましたが、そこから切り返しに転じて9時46分には21232円まで上昇。
100円以上プラスとなりました。
しかし、それ以降は買いが続かず、小高い水準でもみ合いとなり、+65円の21182円で終了。
日経平均は3日ぶりに反発となりました。
ただ、今晩のNY市場がメモリアルデーの祝日で休場となるため、海外投資家の市場参加が後退。
商いは低調で、売買代金は1.4兆円台と、閑散商状。
2014年12月26日以来、4年5カ月ぶりの低水準にとどまりました。
ここから20751(5/14)を割れずに21430(5/20)の戻り高値を超えてくると、22362(4/24)からの調整が終わった可能性も出てくる
日経平均は、22362(4/24)で直近の戻り高値をつけてから調整する動きとなっているのですが、その間の動きを整理すると、次の通りになります。
下げ:22362(4/24)⇒20751(5/14) 値幅は▲1611、日柄は9日間(両端入れ)
戻り:20751(5/14)⇒21430(5/20) 値幅は+679、日柄は5日間
そして今は、21430(5/20)から再び下げる動きとなっていますが、今のところ、21430(5/20)以降の安値は20922(5/24)で止まっています。
5/23の記事では、21430(5/20)以降の安値を5/31前後(つまり今週)につけるのではないかと書いたのですが、仮にここから20751(5/14)を割れずに、21430(5/20)の戻り高値を超えてくると、22362(4/24)からの調整は20751(5/14)で終わったという可能性も出てくるような感じもします。
本日、3日ぶりに反発となったことで、日経平均は再び5日線(今日の時点で21201円)に接近してきています。
明日以降も今日の反発の流れが続き、5日線を超えて、21430(5/20)の戻り高値を抜けてくる事ができるのか。
目先では、このような点が注目されるところになるのかと考えます。