今日の日経平均は21130円で寄り付き、前日よりも70円程度安い水準でスタートしました。
そこからは、寄り付き前に発表された4月機械受注の予想が上振れとなったことを材料に買い進む動きも見られ、10時6分には21259円まで上昇しました。
しかし、それ以降は買いは続かず、徐々に押し戻される展開となり、▲74円の21129円で終了。
日経平均は4日ぶりに反落となりました。
今週は6/14(金)にメジャーSQを控えているので、それに向けた調整の動きで値を下げたという面もあるのかもしれません。
なお、売買代金は1.9兆円台で、本日も2兆円割れ。
6月6日から2兆円割れとなっているので、これで大台割れは5営業日連続となりました。
下げたとしても、早い段階で切り返しに転じてくる
日経平均は20289(6/4)の安値から、今日の日中高値21259円まで、7日間(両端入れ)で970円上昇してきています。
その間、以下の2回、マドを空けて上げるという形になっています。
①20464(6/4)~20646(6/5)
②20907(6/7)~21077(6/10)
そして今日は、日中高値で21259円まであったので、昨日の同高値21227円を超えてきました。
しかし、その後は上げ失速となり、日足の形状は上髭ありの十字線となりました。
今日の動きをみると、20289(6/4)の安値からの戻りの勢いはやや失速しているような感じもします。
ここで上げ失速となると、超短期では上記②で空けたマドを埋めに行く形になるのではないかと考えます。
ただ、ここで下げたとしても20289(6/4)で当面の安値をつけていると見ていますので、早い段階で切り返しに転じ、まずは5/20につけた21430円、それを抜けたら4/24の22362円抜けを目指す展開になると考えます。