今日は、3連休明けで手掛かり材料に乏しかったが、9月中間期末最終の売買を前に配当や株主優待を狙った買いが入ったようで、日経平均は+19円の22098円で終了。
小幅ながらも3日続伸となりました。
ただ、日中高値が10時12分につけた22168円に対して、同安値が9時3分の22077円で、日中値幅は90円と100円には満たず。
3日続伸となったものの、材料難で動意に欠ける1日でした。
売買代金は2.2兆円台。
騰落数は、値上がり1329銘柄に対して、値下がりが729銘柄で、日経平均の上げが小さかった割には値上がり銘柄が多い1日でした。
裁定残高は依然として売り超過の状態が継続
本日も上昇となったことで、騰落レシオ(25日)は139.2%まで上げてきました。
一般的に騰落レシオで120%を超えると過熱圏入りとなるので、この数値だけみると、20110(8/6)の安値から戻りもそろそろ頭打ちになってもおかしくないという事になります。
ただ、相場に勢いがあるときは、同レシオが過熱圏入り=相場が頭打ちする、とはならないケースが多いです。
株数ベースの裁定残高も、9月19日時点で買い残1.7億株に対して、売り残7.2億株で、一時期に比べて売り残が減少したものの、依然として売り超です。
20110(8/6)の安値から戻りは買い戻し主導による上げだとは思うのですが、戻りに勢いがあるし、依然として売り超なので、今回もここで戻りが頭打ちとなる可能性は低いと思います。
なお、昨年の18948(12/26)の安値からの今回の戻り相場は、次のような3波構成での戻りになると見ています。
a波(上げ):18948(2018/12/26)⇒ 22362(2019/4/24)+3414円
b波(下げ):22362(2019/4/24) ⇒ 20110(8/6)▲2252円
c波(上げ):20110(8/6) ⇒ 現在進行中
仮に、a波とc波の上げ幅が同程度になると、c波の戻りは23500円程度まであるという事になります。
そこまで到達せずに戻りが失速となる可能性もあるのですが、少なくともa波の高値22362(2019/4/24)は超えてくるのではないかと考えます。
なお、c波の戻りが終了した後は急落する可能性が高いと想定していますので、戻りが続く中で徐々に買いのポジションを減らしていくというスタンスが適当ではないかとみています。
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