前日の米国株市場では主要株3指数が揃って上昇し、ナスダックとs&p500は過去最高値更新となりました。
この流れを受けてリスク選好の動きとなり、日経平均は23261円で寄り付き、120円程度高い水準でスタートしました。
そこから9時12分に23287円まで上げましたが、その後は売りに押されて、12時41分に23170円まで値を落としました。
しかし、それ以上売り込む動きとはならず、引けにかけて再び戻す動きとなり、最終的には+109円の23247円で終了。
日経平均は反発となりました。
ただ、商いは盛り上がらず、売買代金は前日並みの1.8兆円台で、今日も2兆円には届かずでした。
8月以降、高値更新となるが、上げの勢いが持続しない動きが続いている
本日反発となったことで、日経平均は5日線(今日の時点で23123円)よりも上の水準に再び戻してきました。
夜間市場で日経平均先物は一時23460円まで上げているので、このままいくと明日は8/25につけた戻り高値23431円を試してきそうな感じです。
なお、23185(6/9)で高値をつけた後の動きを振り返ると、
①8/13に約2か月ぶりに当該高値を更新したのですが、その翌日の8/14に23338円を付けた後、22851(8/20)まで反落。
②そこから戻して、23431(8/25)で再度高値を更新。
③しかし、再び下げて22594(8/28)まで下落。
④そして再度そこから戻る動き、となっています。
以上のように、23185(6/9)で高値をつけた後の動きを振り返ってみると、直近の高値を抜けるものの、その動きは持続せず、1日ないし、2日で反落する形となっています。
よって、今回も仮に明日直近の高値(23431円)を抜けるとしたら、その動きが持続できるのかどうか、というところがポイントになってきます。