前週末の米国株式市場が堅調だったことを受け、朝方から幅広く物色され、日経平均は29662円で寄り付き、高値を更新してスタート。
その後いったん伸び悩む場面があったものの、後場に入ってから勢いを再び取り戻して、大引け前の14時57分に30092円まで上昇。
高値圏で取引を終え、+564円の30084円で終了。
日経平均は大幅高で反発となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.6兆円台でした。
オーバーシュートしていきつくところまで行かないと止まらないのではないか
本日の日経平均は大幅高で、引け値ベースで3万円の大台にのせて引けました。
3万円の大台にのせるのは、1990年8月以来、30年半ぶりです。
3万円台に乗せる前に節目となる大台が意識されて伸び悩む可能性もあるかと思ったのですが、2月に入ってから勢いがついているので、その勢いのまま、大台を難なく抜けてきました。
なお、このところ上げのピッチが早いため、75日線との乖離は12.04%まで拡大しています。
また、騰落レシオ(25日)も先週段階で120%を超えるところまで上げてきているので、過熱感を懸念する声も出てきています。
ただ、今のように勢いがつき始めると、押し目を待っていてもなかなか押し目がこない、という感じになってきます。
こういう感じになってくると、オーバーシュートしていきつくところまで行かないと止まらないのではないかとも思われるので、どこまで上値を伸ばすことができるのか、ついていけるところまでついていく感じがいいのではないかと考えます。
(ただ、上に行けば行くほど、今年どこかで起きるとみている調整はきつくなると思います)