米国株市場でビットコインをはじめ仮想通貨が軒並み急落。
これが投資家心理を悪化させ、日経平均は27875円で寄り付き、下落してスタートしました。
寄り直後に27821円まで下げた後は、値ごろ感からの押し目買いが入って切り返しに転じ、14時31分には28176円まで上昇しました。
その後はやや押し戻されて、引けは+53円の28098円で終了。
日経平均は反発となりました。
今日は、半導体関連が高く全体を牽引しましたが、その一方で鉄鋼、資源、非鉄など景気敏感株の下げが目立つ形でした。
売買代金は前日よりも減少して2.1兆円台で、2兆円台はキープしたものの、商いは盛り上がりに欠ける1日でした。
上げと下げが交互に繰り返す動きがどこで止まるのか
本日は寄り付きは安く始まったのですが、切り返す展開となりました。
これで5/14から続く、上げと下げが交互に繰り返す動きが継続している形になります。
仮にこのパターンが明日も続くとしたら、明日は下落となるのですが、明日も上げて続伸となると、これまでのパターンが崩れる形となり、下値固めから反転する動きが強くなる可能性もあると思います。
今日の時点で日経平均は5日線(今日の時点で28091円)を辛うじて上回る形となっており、また同線も上向きに転じています。
明日も上げとなって、5/14の引け値28084円を引け値で超えてくると、5日線の上向き基調は継続する形になります。
とりあえず、上げと下げが交互に繰り返す動きがどこで止まるのか、注目する所になります。