前日の米国株市場では4月の米住宅着工件数が市場予想を下回ったことなどが嫌気され、景気敏感株やハイテク株など広範囲に売り込まれました。
これをうけて今日の日経平均は28031円で寄り付き、300円以上下げてスタート。
その後、9時9分に27842円まで下げて、一時下げ幅は500円を超えました。
そこから下げ幅を縮めて10時13分に28216円まで戻ったものの、再度売られて引けは▲362円の28044円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.5兆円台でした。
明日も下げると、5/13につけた27385円を割り込む可能性も
昨日、日経平均は大幅反発で5日線(今日の時点で27961円)を大きく超えてきたのですが、本日300円以上下げてきたことで、辛うじて同線を上回る形になりました。
昨日、日経平均は28481円まで上げて、28419(4/21)を上回ってきたので、今日も上げて引け値ベースでも同値を超えてくれば、切り返しの動きが強くなってくるかと思われたのですが、再び売りに押される展開となりました。
5/14から上げと下げが交互に続く動きが続いているので、仮にこのパターンが続いているとすると明日は反発になると思われるのですが、夜間市場に入ってから日経平均先物が一時27700円を割れる動きとなっているので、このままいくと明日は下落となり、このパターンは続かないという形になります。
なお、明日も下落する形になると、5/13につけた27385円を割り込む動きとなるかもしれないのですが、仮ににそれを割り込むと、30208(4/6)から3段下げが示現する形になるので、高値からの調整も最終局面を迎える形になるのではないかと考えます。