今日の日経平均は、前週末の米株高が好感されて28310円で寄り付き、200円以上高く始まりました。
ただ、寄り直後につけた28312円が日中高値となり、以降は、国内での新型コロナウイルスの感染再拡大や、ワクチン供給の遅れが重しとなり、売り優勢の展開に。
12時32分に27632円まで下げて、400円以上下げる場面もありました。
その後は戻す展開となり、最終的には▲259円の27824円で終了。
日経平均は、反落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.4兆円台でした。
日経平均は下落となったが、バリュー株がしっかりとなり、相場全体を下支え
本日、日経平均は200円以上高く始まったものの、そこから一転して後場には400円以上下げるなど、乱高下が激しい展開でした。
ただ、日経平均は▲0.92%の下げとなりましたが、バリュー株がしっかりとなり、相場全体を下支えしたことで、TOPIXの下落率は▲0.24%で、全面安という感じではありませんでした。
前週末の米株高で、米国株市場の主要3指数は5日線を超える上げとなりましたが、日本株はそれに追随できず、日経平均は5日線(今日の時点で28022円)を割り込む動きとなりました。
ここまで日経平均は5/13に27385円まで下落してから、5/14に大幅高となったので、本日も続伸となり、5日線を上回る動きとなってくれば反転開始となる可能性もあるかと考えていました。
しかし、本日、高寄り後に売られて引けて、引け味もよくなったことで、まだ5/13につけた27385円で安値をつけていない可能性が残される形になっています。
ただ、ここから5/13の27385円の安値を割れずに切り返して、4/21の28419円を超えてくると、30714(2/16)からの調整は27385(5/13)で終了。
以降は、再び上げトレンドが再開し、30714(2/16)の高値を超える展開になると考えております。