前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに反落。
これをうけて今日の日経平均は、28517円で寄り付き、200円程度下落してスタート。
ただ、下値では押し目買いが入り、10時19分に28696円まで上昇し、一時下げ幅は20円程度まで縮小しました。
が、国内での新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が重荷となったほか、パウエルFRB議長の下院での議会証言を前に様子見ムードは強く、後場は28600円近辺でもみ合う動きとなりました。
大引けは▲109円の28608円で終了で、日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.2兆円台でした。
前日に空けたマドは埋めたが、7/9~12にかけて空けたマドは埋めずに切り返す
今日の日経平均の日中安値は28482円だったので、7/12~13にかけて空けたマド(28595~28699円)を埋めてきました。
ただ、その前に空けたマド(28000~28405円)は埋めずに切り返す動きとなり、日足の形状は陽線で引ける形になっているので、動きとしては悪い感じではありませんでした。
2日連続してマドを空けて上げてきたので、一旦スピード調整で反落する形になったのかと思われます。
なお、日経平均で見た場合、次の点が目先のポイントになります。
①7月13日から5日線(今日の時点で28390円)は上向きに転換してきているので、ここからは5日線を下支えにして反転してこれるか?
②7/9~12にかけて空けたマド(28000~28405円)を埋めずに切り返してこれるか?
③昨日の高値(28852円)を超えて、25日線(今日の時点で28768円)と75日線(今日の時点で28936円)も超えてこれるか?
以上の点をクリアしてきた場合、反転トレンドに入ったという見方が強まる最初のシグナルが点灯する形になると考えます。