前日の米株式市場では、NYダウが50ドル安と4日続落。
これを受けて、日経平均は29744円で寄り付き、下落してスタートしました。
10時6分に29573円まで下落して、下げ幅は260円程度まで拡大しました。
その後は10時31分に29868円まで戻り、プラス圏に浮上する場面もあったものの、そこから再度下押しする展開に。
大引けは▲200円の29639円で終了。
日経平均は続落となりました。
中国恒大集団の債務問題などに対する不透明感が強い他、明日は祝日で休場となることもあり、様子見姿勢が強い1日でした。
売買代金は前日よりも減少して2.8兆円台で、3兆円には届きませんでした。
2/16につけた高値30714円と、9/14につけた高値30795円で、ダブルトップをつけたと見えなくもないが‥‥
今日の29573円まであったので、30795(9/14)の高値からの下げ幅は1222円となりました。
これで、26954(8/20)から30795(9/14)までの上げ幅3841円に対する戻りは31.8%で、1/3押しに近い水準まで下げる形となりました。
なお、今日の下げで、26954(8/20)から30795(9/14)まで上げる過程で空けた以下2つのマドのうち、①のマドを埋めてきました。
①29705(9/6)~29838(9/7)
②29149(9/3)~29469(9/6)
今のところは、30795(9/14)の高値からの調整がまだ止まっていないので、これがどのあたりで一旦下げ止まるのか、見極めていく局面になります。
なお、現状は2/16につけた高値が30714円に対して、9/14につけた高値が30795円なので、ダブルトップをつけたと見えなくもないです。
ダブルトップをつけると、天井打ちを示唆することになります。
ただ、26954(8/20)から30795(9/14)までの上げが1か月に満たないので、ここで天井を打った可能性は少ないとみており、9/14につけた高値からの調整はあくまでも上げ過程の中の調整ではないかと考えています。
よって、ある一定期間調整した後は、再度9/14につけた高値30795円を抜けてくるのではないかと想定しています。