前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って上昇したことを受け、日経平均は28033円で寄り付き、上げて始まりました。
9時35分に28209円まで上げたものの、買いは続かず、前場後半に日経平均はマイナス圏に沈みました。
後場寄り後の12時35分に27293円まで下落して、下げ幅は500円を超えました。
そこからは押し目買いが入り下げ渋る動きとなり、▲293円の27528円で終了。
日経平均は8日続落となりました。
売買代金は前日よりも増加して3.7兆円台でした。
2段目の下げはまだ進行中
日経平均は朝方こそ上げたものの、今日も下落となり、続落期間は8日まで伸びました。
今日も下げとなったことで、一目均衡表の遅行線は陰転入りとなりました。
一目均衡表の遅行線は、8/27に陽転入りしたので、1か月半ぶりに陰転入りしたことになります。
なお、本日、27293円まで下落したことで、8/20につけた安値26954円にあと300円程度にまで迫りました。
ここから仮に26954円を割り込んでくると、波動が切り下がることになります。
波動が切り下がる形になると、16358(2020年3月)から30795(2021年9月)までの上げに対する調整を入れる動きとなってくるので、下げ幅が更に拡大する可能性が強くなってくると思います。
ただ、短期的には、30414(9/27)からの下げが今日で8日目(両端入れ)になるので、そろそろ一旦反転してくるのではないかと考えます。
30795(2021年9月)からの調整は、おそらく3段下げの形態になると想定されるので、一旦反転したあとは数日程度上昇。
そこから再度下げて、10日程度下落。
そこで3段目の下げが終わって、しばらく(数週間程度?)反転基調に移行する、という動き方になるのではないかと現時点では考えています。
なお、数週間程度の戻りの勢いが鈍ければ、再度下落し、戻りの勢いが強ければ3段目の下げで調整終了という動き方になるのではないかと、現時点では想定しています。(どちらの動きとなるのかは、戻りの勢いをみて判断する形になると思います)