前日の米国株式市場でナスダックが上昇した流れを引き継ぎ、値がさハイテク株を中心に買いが優勢となり、日経平均は29117円で寄り付き、上昇してスタート。
9時55分に29075円まで押した後、12時50分に29272円まで買われ、一時上げ幅250円程度となりました。
その後は高値圏でもみ合う動きとなり、引けは+190円の29215円で終了。
日経平均は反発となりました。
ただ、売買代金は前日よりも減少して2.4兆円台でした。
サイクルが継続していたら、今週中に高値をつけて再度下落する形になる
今日の日経平均の高値は29272円まであり、27293(10/6)からの戻りは1979円となりました。
これで、30795(9/14)から27293(10/6)までの下げ幅▲3502円に対する戻りは56.5%となりました。
下げ幅▲3502円に対する戻りとして、61.8%戻りが29457円なので、このあたりまで戻ることができるのかが目先の焦点となります。
なお、2/16につけた高値30714円からここまでの動きを改めてみてみると、おおむね20日程度で高値をつける動きが続いてきています。
30714(2/16)⇒30485(3/18) 日柄:22日
30485(3/18)⇒30208(4/6) 日柄:14日
30208(4/6)⇒29685(5/10) 日柄:21日
29685(5/10)⇒29480(6/15) 日柄:27日
29480(6/15)⇒28852(7/13) 日柄:21日
28852(7/13)⇒28279(8/12) 日柄:20日
28279(8/12)⇒30795(9/14) 日柄:24日
この間の日柄は最短で14日、最長で27日です。
30795(9/14)から本日までの日柄が24日なので、仮に上記の日柄サイクルがまだ生きているとしたら、今週中に高値をつけて再度下落する形になると思います。
このように、ある一定間隔で高値(もしくは安値)をつける動きが繰り返えすのは、相場がもみ合いの動きをしている局面によく見られます。
逆に相場にトレンドが発生した場合は、このような動きがみられなくなるので、来週以降も戻り高値を抜く形になってくると、もみ合い局面を脱し、新たなトレンド(上昇トレンド)が発生していると見る事ができると思います。
というわけで、今週27293(10/6)からの戻りがピークをつけるのか、それとも次週以降も戻りが続くのかが注目されます。