FOMCは想定内の結果で、前日の米国株式市場は主要3指数が揃って反発。
これをうけて今日の日経平均は28868円で寄り付き、400円以上上げてスタートしました。
10時52分に28782円まで押した後は再度買われる展開となり、大引け前の14時53分に29070円まで上昇。
そのまま高値圏で引け、日経平均は+606円の29066円で終了し、大幅続伸となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.6兆円台。
騰落数は、値上がりが1676銘柄に対して、値下がりが421銘柄でした。
FOMCの結果をうけて、あく抜けで大幅続伸
今日の日経平均は、前日の日中高値が28525円だったのに対して、今日の日中安値が28782円で、前日よりも250円程度マドを空けて上げる動きとなりました。
29066円で引けたので、200日線(今日の時点で28858円)を超えてきました。
なお、27588(12/3)からの戻り高値は28908(12/9)なので、この戻り高値も抜ける動きとなりました。
これで27588(12/3)からの戻りが継続する形となったのですが、まだ現時点ではリバウンドの上げである可能性もあります。
この上げが、上げトレンドに回帰した上げとなるためには、30795(9/14)と29960(11/16)を結ぶ上値抵抗ラインを抜けてくる必要があります。
現状、この上値抵抗ラインは29500円程度に位置しているので、今回の上げでそこを抜けることができるのかという点が注目されます。
今回の上げがそこまで届かず反落に転じると、もう一度押す場面があってから、上げトレンドに回帰する形になると考えています。