前日の米国株市場は続伸で、s&p500は一時4740まで上昇。
11/22の高値4743近辺まで上げる場面もありました。
日経平均は28836円で寄り付き、40円程度高く始まった後、9時12分に28870円まで上げましたが、そこから売りに押されて14時36分に28773円まで下落。
そのまま日中の安値近辺で引け、▲15円の28782円で終了。
4日ぶりに反落となりました。
今日は日中の値幅が100円に満たず、海外勢がクリスマス休暇で市場参加者が少ない中、値動きに欠け
る閑散相場となりました。
売買代金は前日よりも減少して1.6兆円台で、今年最低の水準でした。
依然として保ち合いの中での動きが継続
今日の時点で200日線は28830円で、ザラ場でその水準を上回ったのですが、最終的に押し戻されて、引け値ベースでは同線を超えることができませんでした。
TOPIXについては、12/21以降、200日線よりも上に来ているのですが、こちらも動きは鈍く、依然として保ち合いの中での動きが継続する形になっています。
保ち合い相場を抜けてくるためには、ある程度商いが伴う必要があるのですが、今週に入ってから売買代金が2兆円に届かない動きが続いています。
年末にかけて掉尾の一振が期待されるところですが、ある程度商いを伴って上げる動きが出てこないと、その可能性が高まってきません。
なお、昨日の記事でも書いたように、29960(11/16)と29070(12/16)を結んだラインが現状、28800円近辺に位置しているので、今回の戻り局面でそれを超えられるのか否かが目先的には注目されます。
29960(11/16)と29070(12/16)を結んだラインをまずは超えられるかが目先の焦点
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現状はボリューム不足なので、今の動きからすると、年内にそれが実現する可能性は低いような感じもします。
引き続き、どこで動きが出てくるのかを注視していくところになるかと思います。