前週末の米国株式市場はクリスマス振替で休場となり手掛かり材料に欠ける中、日経平均は28786円で寄り付き、小幅に続伸してスタート。
その後、28805円まで上げたのですが、その後間もなくマイナス圏に転落。
9時15分に28658円まで下落。
国内でのオミクロン株の市中感染が引き続き相場の重しになり、その後も冴えない動きが続きました。
大引けは▲106円の28676円で終了。
日経平均は続落となりました。
前週末の米国株式市場はクリスマス振替で休場となり手掛かり材料に欠ける中、商いは盛り上がりに欠け、前日並みの1.6兆円台でした。
年内残り3日で、方向性が出てくるのか見ていくところ
12/24に28870円まで戻した後、200日線(今日の時点で28829円)で押し戻され、今日、続落となったことで、5日線(今日の時点で28667円)の水準近辺まで戻ることになりました。
29960(11/16)と29070(12/16)を結んだ抵抗ラインと、200日線が28800円近辺にあり、ここを超えることができるのか、ということで、目先的には注目される局面にあります。
12月20日の記事でも書いたように、30795(9/14)の高値から5波構成の三角保ち合いが進行中で、29070(12/16)から5波目の最後の下げをやっているところと見ているのですが、ここで上記水準を超えてくることができれば、三角保ち合いの動きが終了。
以降、上げトレンドに回帰する可能性が出てきます。
一方、上記水準を超えてくることができなければ、三角保ち合いの動きはまだ継続で、再度下値を試す可能性もあると思います。
明日以降5日線を割れて、同線がまた下向きに転換してくるようであると、その可能性も強くなってくるのですが、今のところ夜間市場で日経平均先物が一時28780円まで上げる動きとなっています。
年内取引も残りあと3日と限られてきましたが、残りの立ち合いでどちらか方向性に動きが出てくるのか、見ていきたいと思います。