今日の日経平均は、ウクライナ情勢の一段の緊迫化を受け、リスク回避の売りが広がったことを受けて、26515円で寄り付き、400円程度下落してスタートしました。
その後も為替市場での円高傾向に加え、時間外取引での米主要株価3指数の下落や、香港ハンセン指数などのアジア株が大幅安となったこともあり、下げを拡大。
12時38分に26243円まで下げ、一時下げ幅は600円を超えました。
そこから下げ幅を縮小する動きとなましたが、大引けは▲461円の26449円で終了。
日経平均は4日続落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.7兆円台でした。
2番底となるか? それとも底割れとなるか?
引き続き下方向への動きが続いており、今日は一時26243円まで下げ、1/27につけた安値26044円に接近してきました。
ここで当該安値を割り込まず、切り返してくれば、2番底をつける形になり、底打ち・反転となる可能性が出てくると思われます。
が、当該安値を割り込んでくると、それとは逆に、更に下値が拡がる可能性が強くなってきます。
なお、日経平均と比べるとTOPIXは、下値までの距離を残しているのですが、仮に日経平均が安値を割り込んできたとしても、TOPIXが安値を割り込まなければ、日経平均とTOPIXで動きが異なる、所謂、ダイバージェンスの状態が示現することになります。
ダイバージェンスが示現した場合も、底打ち・反転となる可能性が出てきますので、仮に片方が安値を割り込む形となったとしても、まだ底打ちとなる可能性は残されていると考えます。
日経平均、TOPIXともに、1/27につけた安値に徐々に接近する動きとなっているのですが、引き続き、1/27につけた安値を維持できるかどうかを注視していきたいと思います。